ひとつの終局・残夢の果てよ
てのひらに残るはずもない残滓

にせものの薄い皮で覆っていくら取り繕っても、なかみの醜悪さは変わらない。

この身がどう変わろうと、私が、私であることに変わりはないのだから。闇の中に小さく灯る、まだ生きるべき理由が私の一歩を踏み止まらせる。

「悲しみは濡れるだけですぐに乾いてしまうでしょう?」

不確かな未来へ舵をとれ
「悪い予感こそ本当に化けてでるのさ」
偽装した理想
確かなことだけ明日へ刻んで
ためらわず染まる色彩に憧れた
狂宴の夜・うごめくものたち

運命だと笑えばいい
無意味こそ愛するロマン
理想を道連れに終わろう

永遠に訪れなければいいその日を、それでも何度だっていいから見送るとわたしは決めている。幕を下ろせば、どんな物語でも終わってしまうのだから。結末はわたしと、きみの胸の内に。